大湯温泉の風景
秋田県

大湯温泉

温泉自然縄文秘境

Photo by 掬茶 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

世界遺産温泉紅葉自然と過ごすひとり旅向けカップル向け友達と温泉がおすすめ

秋田の奥地に、こんな場所があったのか。 鹿角市大湯、冬の到着は夕方だ。 雪に埋もれた温泉街の灯りが、やけに遠くに見える。 縄文の石が立ち、硫黄の湯が湧き、十和田の湖が静まり返っている。 にぎやかさとは無縁の場所。 それが、この旅の正解だ。

秋田の奥地に、こんな場所があったのか。鹿角市大湯、冬の到着は夕方だ。雪に埋もれた温泉街の灯りが、やけに遠くに見える。縄文の石が立ち、硫黄の湯が湧き、十和田の湖が静まり返っている。にぎやかさとは無縁の場所。それが、この旅の正解だ。十和田湖の南西に位置する温泉地。近くには縄文時代の大湯環状列石が残り、温泉と古代のロマンを同時に楽しめる北東北の秘境。冬の移動はレンタカー一択。バスの本数が極端に少ない。雪道が不安なら、秋(10〜11月)に来るのも手だ。紅葉と温泉が同時に楽しめる。共同浴場はタオルと洗面道具を忘れずに。

Best Season
冬(12〜2月)は雪景色と温泉のコントラストが格別。 人が少なく、静けさを独り占めできる。 紅葉の10月もおすすめ。環状列石と色づく木々の組み合わせが美しい。
Stay
・2泊以上
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大湯温泉のおすすめスポット

01
大湯環状列石|4000年前の人間が、ここに集まっている

大湯環状列石|4000年前の人間が、ここに集まっている

世界遺産の登録は2021年。

でも、この石たちはずっとここにいた。

約4000年前、縄文人が並べた石の環が、雪の中に静かに残っている。

入口で500円払って、中に入る。

ガイドの説明を聞かなくても、なぜかしんとする。

そういう場所だ。

「万座」と「野中堂」、ふたつの環状列石が並ぶ。

直径約46メートル。

人がここで何かをしていた、その跡だけが残っている。

冬場は雪に半分埋もれている。

それがまた、よかった。

きれいすぎる遺跡より、こっちのほうが本物に見える。

隣の「大湯ストーンサークル館」には出土品が展示されている。

土偶や土器が、ガラスケースの中でじっとしている。

縄文人の顔を想像しながら、30分は過ごした。

■ 大湯環状列石(大湯ストーンサークル館) 住所:秋田県鹿角市十和田大湯字万座45 料金:大人500円、高校生以下無料 開館時間:9:00〜17:00(最終入館16:30) 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 アクセス:JR大湯温泉駅から車で約5分
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大湯温泉街|人が少ない。湯が深い。それだけでいい

大湯温泉街|人が少ない。湯が深い。それだけでいい

温泉街と呼ぶには、静かすぎる。

旅館が数軒、共同浴場がいくつか、小さな商店が並ぶ。

それだけの場所だ。

泊まったのは「湯瀬ホテル」から少し手前の小さな旅館。

1泊2食で1万2000円ほど。

料理は山のもの中心で、きりたんぽ鍋が出た。

うまかった。それだけで十分だ。

共同浴場「大湯温泉 荒瀬共同浴場」は入浴料200円。

地元の人が夕方に集まってくる。

観光客はほぼいない。

泉質は単純硫黄泉。

無色透明だけど、湯の花がふわふわ漂っている。

しっかり温まって、外に出ると雪だ。

その寒暖差が、また気持ちよかった。

夜は温泉街を少し歩いた。

人通りはほとんどない。

静かな分、自分の足音がよく聞こえる。

そういう夜が、たまに必要だ。

■ 大湯温泉 荒瀬共同浴場 住所:秋田県鹿角市十和田大湯字荒瀬 料金:200円 営業時間:6:00〜22:00 定休日:不定休 ※石鹸・シャンプーの備え付けなし。持参推奨
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十和田湖|冬に来る人は少ない。だから、ここは別の場所になる

十和田湖|冬に来る人は少ない。だから、ここは別の場所になる

大湯温泉から車で約40分。

十和田湖に着いた。

夏は観光客であふれる場所だと聞いた。

冬に来てよかった、と心から思った。

湖畔の駐車場には、ほかに車が3台だけ。

売店は閉まっている。

遊覧船も運休中。

そのかわり、静寂があった。

水面が鈍く光って、向こう岸の山が雪をかぶっている。

誰もいない湖畔に、30分ほど立っている。

何もしていない、その時間が良かった。

湖岸には彫刻家・高村光太郎の「乙女の像」がある。

冬の湖に向かって、ふたりの女性が立っている。

雪の中で見ると、夏とはまるで違う表情だ。

帰り際、湖畔の食堂が一軒だけ開いている。

ひめます定食を頼んだ。1500円。

淡水魚なのに、こんなに旨いのか。

驚いた。

■ 十和田湖 住所:秋田県鹿角郡小坂町十和田湖(湖岸エリア) 入場料:無料 駐車場:あり(冬季無料) 大湯温泉からのアクセス:車で約40分(国道103号経由) ※冬季は一部道路が積雪・凍結。スタッドレスタイヤ必須
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モデルコース

Day Trip 9:00 大湯環状列石 → 11:30 大湯温泉で昼食・共同浴場 → 13:30 十和田湖へ → 16:00 帰路
1 Night 1日目:大湯環状列石 → 温泉街到着・チェックイン → 共同浴場 → 旅館で夕食/2日目:朝風呂 → 十和田湖 → ひめます定食 → 帰路。移動は車推奨。
Travel Tips 冬の移動はレンタカー一択。 バスの本数が極端に少ない。 雪道が不安なら、秋(10〜11月)に来るのも手だ。 紅葉と温泉が同時に楽しめる。 共同浴場はタオルと洗面道具を忘れずに。

大湯温泉への行き方

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Access Time
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鉄道 鹿角花輪駅へ
移動 大湯温泉へ

大湯温泉はレンタカーがおすすめ

現地で自由に動きたいならレンタカーが便利です


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