大洲の風景
愛媛県

大洲

歴史街歩き

肱川沿いに立つ白い天守が、山の緑に映える。 大洲は、知る人ぞ知る城下町だ。 松山から特急で30分。 そのわずかな距離が、時代を変える。 江戸の空気が残る路地、川沿いの数寄屋建築、そして夜ごとライトアップされる城。 派手さはない。 でも、一度来たら忘れられない町になった。

Best Season 紅葉の10月下旬〜11月が最高だ。 臥龍山荘の赤が川面に映える。 春の桜シーズンも城と花のコントラストが美しい。 夏は「鵜飼」が見られる。

大洲のおすすめスポット

01

大洲城|肱川の向こうに、白が浮かんでいた

城に近づくにつれ、首が自然と上を向く。

高さ19.15メートル。

木造復元天守としては、全国でも数少ない本格派だ。

2004年に復元されたとは思えないほど、木の質感がリアルだ。

天守内部の急な階段を上りきると、肱川の流れが一望できる。

山と川と城下町が、ひとつの絵のように収まっている。

こういう景色を見てしまうと、しばらく動けなくなる。

驚いたのは、城泊ができるということ。

1泊2名で100万円。

泊まれなくても、外から眺めるだけで十分すごい体験だ。

入場料は500円。

9時から17時まで。

観光客が少ない平日の午前中は、ほぼ独り占めできる。

■ 大洲城 住所:愛媛県大洲市大洲903 入場料:500円 営業時間:9:00〜17:00(最終入場16:30) アクセス:JR伊予大洲駅から徒歩約15分
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02

臥龍山荘|川沿いに、こんな場所があったのか

肱川に突き出すように、建物が建っている。

ここが臥龍山荘。

明治期に地元の豪商・河内寅次郎が、20年かけて完成させた数寄屋建築だ。

庭に入った瞬間、空気が変わった。

川の音がすぐそこに聞こえる。

紅葉の季節に訪れたこともあり、縁側から見える赤と黄が、川面に反射している。

「不老庵」と呼ばれる茶室は、崖の上に張り出している。

下を覗くと川が流れている。

よくこんな場所に建てた。

職人へのこだわりが、隅々まで感じられる。

拝観料は550円。

9時から17時まで。

ガイドさんの説明を聞きながら回ると、建築の意図がわかって面白い。

所要時間は40分ほどあれば十分だ。

■ 臥龍山荘 住所:愛媛県大洲市大洲411-2 拝観料:550円 営業時間:9:00〜17:00 アクセス:JR伊予大洲駅から徒歩約20分
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03

おはなはん通り|時間が止まっているような路地だ

白壁と土蔵が続く、細い路地。

1966年のNHK朝ドラ「おはなはん」のロケ地として使われた場所だ。

ドラマを知らなくても、この通りの空気は別物だ。

観光地化されすぎていない。

そこがよかった。

土産物屋があるわけでもなく、ただ古い町並みが続いている。

歩く人も少なく、石畳の音だけが響いている。

通りの長さは200メートルほど。

すぐ歩き終わる。

でも何度か往復した。

路地の角度によって、白壁の表情が変わるから。

朝9時ごろに訪れると、地元のおばあさんが掃き掃除をしている。

声をかけたら、快く話してくれた。

こういう出会いが、街歩きの醍醐味だ。

入場無料。

散策は自由にできる。

■ おはなはん通り 住所:愛媛県大洲市大洲(大洲城周辺) 入場料:無料 散策自由 アクセス:JR伊予大洲駅から徒歩約10分
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モデルコース

Day Trip 9時→おはなはん通り散策→10時→大洲城登城→12時→駅前で鯛めし昼食→13時半→臥龍山荘拝観→15時→肱川沿いを歩いて駅へ
1 Night 1日目:松山から特急で移動→大洲城・おはなはん通り散策→臥龍山荘→町家を改装したゲストハウスで1泊。2日目:早朝の肱川散歩→朝市→大洲名物の志ぐれを購入して帰路
Travel Tips 大洲駅からの移動は徒歩圏内に集中している。 レンタサイクルを借りると移動が楽だ。 料金は1日500円ほど。 昼は行列ができる店もあるので、11時台に動くと賢い。 肱川沿いの夕暮れ時は特に美しかった。

大洲への行き方

ICカード利用可
Access Time
大阪から 約4時間55分
高松から 約5時間5分
名古屋から 約5時間50分
福岡から 約5時間55分
岐阜から 約6時間10分
鉄道 伊予大洲駅へ
移動 大洲へ

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