龍泉洞の風景
岩手県

龍泉洞

自然絶景

地下に、別の世界がある。 岩手県の山あいにひっそりと口を開ける龍泉洞は、 日本三大鍾乳洞のひとつだ。 洞内に踏み込んだ瞬間、空気がまるごと変わった。 ひんやりと湿った冷気。 暗闇の奥に広がる、信じられないほど青い地底湖。 ここは、地面の下にしか存在しない絶景だ。

Best Season 真夏がねらい目。 外気温との温度差が最大になり、洞内の冷気が気持ちいい。 紅葉シーズンの10月も、周囲の山並みと合わせて景色が映える。

龍泉洞のおすすめスポット

01

龍泉洞|暗闇の奥に、あの青があった

入口をくぐると、気温が急に下がる。

年間を通じて約10℃。

夏でも上着が必要なので忘れずに。

洞内は全長約4,088m。

一般公開されているのはそのうち約700m。

それでも、歩き応えは十分すぎるほどだ。

目当ては地底湖だ。

第一地底湖、第二地底湖、第三地底湖と続く。

照明に照らされた湖面が、異様なほど透き通っている。

透明度98mという数字を事前に知っていたのに、

実際に見ると言葉を失った。

青というより、青すぎて怖い。

そんな感覚が正直なところだ。

足元の岩は濡れていて滑りやすい。

スニーカーで来てよかったと思った場面が何度もあった。

混雑を避けるなら平日の午前中が断然おすすめ。

週末は家族連れで通路が渋滞する。

■ 龍泉洞 住所:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1 料金:大人1,100円、中学生700円、小学生550円 営業時間:8:30〜17:00(季節により変動あり) アクセス:JR岩泉線は廃線のため、盛岡駅からバスまたは車で約2時間
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02

龍泉新洞科学館|骨と化石が語る、3万年前の話

龍泉洞の入場券を買うと、

セットで入れる施設がある。

それが龍泉新洞科学館だ。

ここは1967年に発見された鍾乳洞で、

現在は博物館として公開されている。

展示の目玉は、洞内から出土したニホンクマの骨。

約3万年前のものだという。

そのスケール感が、さりげなくすごい。

3万年前。

人類が洞窟に暮らしていた時代の熊が、

ここで死んでいた。

鍾乳石の形成過程を丁寧に解説したパネルも充実している。

龍泉洞を見た後に立ち寄ると、

さっき歩いた空間の意味が変わって見える。

滞在時間は30〜40分ほど。

龍泉洞と合わせてじっくり見ても半日あれば十分だ。

子どもがいるなら、先にここで予習してから洞窟へ向かうのもいい。

■ 龍泉新洞科学館 住所:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1(龍泉洞と同敷地内) 料金:龍泉洞との共通券に含まれる 営業時間:龍泉洞に準ずる
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03

岩泉龍泉洞地底湖|第三地底湖、深さ98mの静寂

龍泉洞のクライマックスは、第三地底湖だ。

透明度98m。

日本一とも言われるその数字は、

データではなく、目で理解するものだ。

湖面を覗き込む。

底が見えない。

なのに、水は透明だ。

その矛盾が、じわじわと怖かった。

ライトアップされた湖面は、

ターコイズブルーというより、

もっと暗くて、深い青だ。

写真に収めようとするが、

スマホでは半分も伝わらない気がした。

第三地底湖のある場所は、

洞内でいちばん奥まった地点にある。

そこまでのルートは、

低い天井をかがんでくぐる箇所もある。

腰痛持ちの人は事前に覚悟を。

探検気分で行けば、むしろそこも楽しめる。

出口に出た瞬間、外の光がまぶしかった。

地下を歩いた時間が、凝縮されて戻ってくる感じ。

それが龍泉洞の後味だ。

■ 岩泉龍泉洞地底湖(第三地底湖) 場所:龍泉洞内の最深部エリア ※龍泉洞の入場チケットで見学可 注意:洞内は足元が濡れているため、歩きやすい靴必須。ヒールは不可。
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モデルコース

Day Trip 8:30 龍泉洞着→まず龍泉新洞科学館で予習→9:30 龍泉洞・地底湖を堪能→11:30 周辺の道の駅でランチ→午後に盛岡市内へ戻る
1 Night 1日目:盛岡泊→翌朝、岩泉方面へ車で2時間→龍泉洞・科学館をじっくり半日→岩泉温泉で疲れを流す→翌日は三陸海岸方面へ足を伸ばすルートが王道。レンタカー必須。
Travel Tips 龍泉洞の中は夏でも10℃前後。 真夏に行くなら薄手の羽織りものを必ず持参。 駐車場は無料で広め。 週末の午前9時前に到着すると混雑を回避しやすい。 周辺にコンビニはほぼないので、飲食物は盛岡市内で準備を。

龍泉洞への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約4時間
水戸から 約4時間45分
前橋から 約5時間
高崎から 約5時間
甲府から 約5時間30分
鉄道 盛駅へ

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