大分県

佐伯

港町自然

大分の南端に、知る人ぞ知る港町がある。 佐伯は、魚がうまい。 それだけで来る理由になる町だ。 朝の漁港に立つと、潮の匂いと人の声が混ざって、なんだか懐かしい気持ちになる。 城跡、縄文の遺跡、夫婦岩。 海と歴史と自然が、ぎゅっと詰まっている。

Best Season 夏至前後(6月中旬)は豊後二見ヶ浦の絶景シーズン。 秋(10〜11月)は城跡の紅葉と海の青さのコントラストが美しい。 魚は通年うまい。

佐伯のおすすめスポット

01

やよいの里|2000年前の暮らしが、草の匂いとともにある

弥生時代の遺跡、と聞いてピンとこない。

正直なところ、そこまで期待していない。

でも実際に立ってみると、違った。

復元された竪穴住居が、ぽつぽつと並んでいる。

中に入ると天井は低く、土の匂いがした。

夏でも少しひんやりしている。

ここに人が住んでいた。

2000年前に、確かに。

その当たり前のことが、なぜかじんと来た。

入館料は大人200円。

それで午後を丸ごと使えた。

近くの芝生広場でぼんやりするのが、思いのほか気持ちよかった。

平日の昼下がりはほぼ貸し切り状態だ。

子どもより大人のほうが、たぶん刺さる場所だ。

■ やよいの里(大野川上流域弥生の里文化財収蔵館) 住所:大分県佐伯市弥生大字井崎 料金:大人200円、子ども100円 営業時間:9:00〜17:00(月曜休館)
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02

佐伯城跡|石垣だけが残る山の上で、藩主の気分を味わう

山城だと聞いていたが、思ったより本格的な登りだ。

麓から本丸跡まで、ゆっくり歩いて20〜30分。

途中、息が上がった。

汗をかきながら登った先に、石垣だけが残っている。

天守はとっくに消えている。

でも、その石垣の大きさが圧倒的だ。

本丸跡から見下ろすと、佐伯の町と海が広がっている。

なるほど、ここから全部見えていたのか。

そう思ったら、何百年も前の話が急にリアルになった。

朝8時頃に登った。

誰もいない。

霧がかかっていて、石垣が浮かんで見える。

あの静けさは、少し反則だ。

麓には城下町の風情が残っていて、散策込みで半日使えた。

■ 佐伯城跡 住所:大分県佐伯市城山 料金:無料 登山口:佐伯市歴史資料館そば 所要時間:登り約20〜30分
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03

豊後二見ヶ浦|朝4時に起きてでも、見に行く価値がある

夫婦岩といえば三重の二見浦が有名だ。

でも、こっちのほうが好きだ。

豊後二見ヶ浦は、海の上に大きな岩が二つ、しめ縄で結ばれて立っている。

夏至の前後、岩と岩の間から太陽が昇る。

その写真を見て来ることを決めた。

実際に行ったのは夏至から少しずれた時期だったが、それでも十分だ。

早朝5時。

駐車場には地元のカメラマンが数人いた。

誰もほとんど喋らない。

水平線がじわじわとオレンジに染まっていく。

岩のシルエットが浮かび上がる。

息を呑んだ。

ここは無料で入れる。

駐車場も無料だ。

その後、近くの道の駅で食べたカボスのソフトクリームが100円台で、それも妙においしかった。

■ 豊後二見ヶ浦 住所:大分県佐伯市米水津色利浦 料金:無料 駐車場:無料(数台分) 夏至前後の日の出:5時頃(要確認)
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モデルコース

Day Trip 8:00 佐伯城跡(早朝登山)→ 10:30 城下町散策 → 12:00 港近くで昼食(さば寿司か関アジ丼)→ 14:00 やよいの里 → 16:30 豊後二見ヶ浦で夕景
1 Night 【1日目】佐伯城跡(朝)→ 漁港朝市見学 → やよいの里 → 宿泊は港近くの民宿(夕食に地魚刺身を食べる) 【2日目】早朝4:30起き → 豊後二見ヶ浦で日の出 → 道の駅で朝ごはん → 帰路
Travel Tips 佐伯の魚は港直送で鮮度が違う。 昼の定食でも関アジ・関サバが食べられる店がある。 予算1000〜1500円で十分すごいものが出てくる。 車がないと動きにくい。 レンタカーは佐伯駅前で借りるのがおすすめ。

佐伯への行き方

ICカード利用可
Access Time
福岡から 約2時間
下関から 約2時間30分
佐賀から 約2時間30分
大分から 約3時間
別府から 約3時間10分
鉄道 佐伯駅へ

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