桜島の風景
鹿児島県

桜島

絶景自然火山

鹿児島港から船に乗る。 15分後、そこはもう別の世界だ。 煙を上げながらそびえる山が、海の向こうに見えてくる。 活火山の島に、人が暮らしている。 その事実だけで、なぜか胸が高鳴った。 桜島は、遠くから眺めるだけじゃもったいない。

Best Season 空気が澄む10〜12月が特におすすめ。 山頂まではっきり見える日が多く、紅葉との組み合わせも美しい。 夏は噴煙が多く迫力があるが、灰も多め。

桜島のおすすめスポット

01

桜島フェリー|15分間だけ、時間の感覚がおかしくなる

片道160円。

その安さが、まず驚きだ。

乗船してすぐ、デッキに出た。

風が強い。

カメラを構える間もなく、桜島が近づいてくる。

煙の匂いがする。

かすかに、硫黄のような鼻をつく感じ。

ああ、本当に活火山の島に向かっているんだ。

朝7時台のフェリーは地元の人が多かった。

通勤の人、自転車の人、学生。

桜島が「観光地」である前に「生活の場」だとわかる。

帰りのフェリーで夕陽を見た。

錦江湾がオレンジに染まる。

15分間、ずっとデッキにいた。

乗り物というより、展望台に近い体験だ。

■ 桜島フェリー 住所:鹿児島市桜島横山町61-4(桜島港) 料金:大人160円・小人80円(片道) 運航:24時間(深夜帯は約1時間に1便、日中は約15分に1便) 所要:約15分
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02

溶岩なぎさ公園|1914年に流れた溶岩が、まだここにある

黒い。

とにかく、黒い。

溶岩なぎさ公園の遊歩道を歩くと、足元に広がるごつごつした岩が目に入る。

大正3年の大噴火で流れ出た溶岩が、そのままの形で残っている。

100年以上前の噴火の跡を、今ここで踏んでいる。

その事実がじわじわと迫ってくる。

公園の一角に足湯がある。

「溶岩なぎさ足湯」は無料で入れる。

海を見ながら足を浸けると、ここが温泉地でもあることを思い出した。

天気がよければ、桜島の山頂が正面に見える。

噴煙が上がっているタイミングに当たると、言葉が出ない。

波が溶岩に当たる音と、山頂から漂う白煙。

自然のスケールに、完全に負けた。

■ 溶岩なぎさ公園・足湯 住所:鹿児島市桜島横山町1722-3 料金:無料(足湯も無料) 時間:9:00〜日没ごろ(足湯は季節により変動) 桜島港から徒歩約10分
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03

湯之平展望所|標高373m。ここから上には、もう行けない

車で山を上がるにつれ、空気が変わった。

窓を開けると、硫黄の匂いがはっきりする。

湯之平展望所は標高373m。

桜島の山腹に立つ、一般が入れる最も高い展望台だ。

着いた瞬間、声が出た。

眼下に錦江湾。

対岸に鹿児島市街。

そして振り返ると、噴火口が見える。

風向きによっては灰が飛んでくることもある。

展望台の柵に手をついたら、うっすら黒い粉が指についた。

ここは本当に、活火山の上に立っているんだ。

晴れた日の朝がいい。

雲が少なく、山頂まで見えることが多い。

バスでも来られるが、本数が少ないので時刻表の確認は必須。

駐車場は無料で、売店で島のみやげも買えた。

■ 湯之平展望所 住所:鹿児島市桜島小池町1025 料金:無料 時間:9:00〜17:00 桜島港から車で約20分・バス利用可(桜島島内線) 駐車場:無料
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モデルコース

Day Trip 9:00 鹿児島港発フェリー → 9:30 溶岩なぎさ公園・足湯 → 11:00 湯之平展望所 → 13:00 昼食(桜島溶岩焼き) → 15:00 フェリーで帰港
1 Night 1日目:フェリー → 溶岩なぎさ公園 → 湯之平展望所 → 宿泊(桜島温泉)。 2日目:早朝に展望所で朝の噴煙を見てから島内ドライブ → 午前中に鹿児島市内へ戻り、仙巌園や天文館を散策。
Travel Tips 桜島は噴火警戒レベルを毎日確認すること。 レベルによっては立ち入り規制区域が変わる。 灰が降る日があるので、折りたたみ傘は必携。 車がなくても島内バスで主要スポットは回れるが、本数が少ないので時刻表は事前にダウンロードしておくと安心。

桜島への行き方

ICカード利用可
Access Time
福岡から 約2時間30分
下関から 約3時間
佐賀から 約3時間
大分から 約3時間30分
別府から 約3時間40分
鉄道 鹿児島中央駅へ

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