群馬県

高崎

歴史自然

新幹線を降りると、空がやたら広い。 山に囲まれているのに、どこか開けた感じがする。 それが高崎の第一印象だ。 歴史の密度が高い街で、神社、仏像、達磨。 どこへ行っても「祈り」の気配がある。 観光地然としていないのに、何度でも来たくなる。 そういう街だ。

Best Season 榛名神社は新緑の5月と紅葉の10〜11月が特に美しい。 白衣大観音は冬の空気が澄んだ日に、遠景まで見渡せて気持ちいい。 達磨寺はいつ行っても変わらず達磨が待っている。

高崎のおすすめスポット

01

高崎白衣大観音|丘の上に立つ、41.8メートルの静けさ

慈眼寺の石段を上り始めた瞬間、視界に白が飛び込んでくる。

近づくほど、その大きさに感覚がついていかない。

高さ41.8メートル。

完成は1936年。

戦前にこれを建てた人たちの気迫に、少し圧倒された。

拝観料200円を払うと、胎内に入れる。

螺旋状の階段を上って、肩のあたりの窓から外を見下ろす。

高崎の街が、思った以上に遠くまで広がっている。

観音様の足元には蓮の花が彫られていて、細部をちゃんと見るべきだと気づいたのは帰り道だ。

次来たときは、もっとゆっくり見ようと思っている。

朝9時の開門直後は人が少なく、静かな時間が過ごせた。

■ 高崎白衣大観音(慈眼院) 住所:群馬県高崎市石原町2710 拝観料:200円(胎内拝観含む) 営業時間:9:00〜17:00(季節により変動あり) アクセス:高崎駅西口からバス約15分、「白衣大観音」下車徒歩5分
地図で見る →
02

榛名山・榛名神社|杉の巨木の下で、時間の感覚が狂う

榛名神社へ向かう参道に入った瞬間、気温が2度くらい下がった気がした。

両脇に立ち並ぶ杉の木が、天井を作っている。

樹齢400年を超えるものもあるらしい。

参道は約700メートル。

途中に双龍門、神楽殿、みそぎ橋と、見どころが続く。

ゴールの本殿は岩の中に食い込むように建っていて、「自然に組み込まれた建築」という感じがした。

境内を流れる小川の水は冷たくて、手をつけると本当に冷える。

夏に来て正解だ。

榛名湖は神社から車で10分ほど。

カルデラ湖特有の、どこか別世界感がある。

湖畔で食べた舞茸そばが妙においしかった。

山に来たら、きちんと山のものを食べる。それだけでいい。

■ 榛名神社 住所:群馬県高崎市榛名山町849 参拝料:無料 参拝時間:24時間(社務所は9:00〜17:00) アクセス:高崎駅西口からバス約1時間「榛名神社」下車すぐ ※マイカー・レンタカーが便利
地図で見る →
03

少林山達磨寺|正月だけじゃない、達磨たちの本拠地

「達磨寺は正月に行くもの」。

それは完全に間違いだ。

境内に足を踏み入れると、奉納された達磨がずらりと並んでいる。

赤、白、金、大きいもの小さいもの。

圧の強い視線を一斉に受けている気分になる。

創建は1697年。

群馬の達磨文化はここから広まったとされていて、七転八倒の縁起物として全国に広まった経緯が展示室で学べる。

無料で入れるのが少し申し訳ない気になる充実度だ。

ここへ来て気づいたのは、達磨の顔がひとつひとつ微妙に違うこと。

作り手の気持ちが乗っているだ。

境内は小高い丘の上にあって、晴れた日は高崎の市街地が見渡せる。

売店で買った小さな達磨は、今も机の上にある。

■ 少林山達磨寺 住所:群馬県高崎市鼻高町296 拝観料:無料(展示室・だるま絵付け体験は別途) 参拝時間:9:00〜17:00 アクセス:高崎駅から上信電鉄「願成寺駅」下車徒歩15分、または車で約15分
地図で見る →

モデルコース

Day Trip 午前:達磨寺→高崎白衣大観音(昼食は観音山周辺)→午後:榛名神社→榛名湖を散策して夕方に高崎駅へ戻る。移動は車が効率よく回れる。
1 Night 1日目:達磨寺→白衣大観音→高崎市内で夕食・宿泊。2日目:朝イチで榛名神社(人が少なく静か)→榛名湖でランチ→帰路。2日目の朝の神社は別格の静けさがある。
Travel Tips 榛名神社とセットで榛名湖を狙うなら車が必須。 高崎駅周辺はレンタカーが複数あって借りやすい。 達磨の絵付け体験は事前予約が安心。 白衣大観音の胎内は薄暗いので、スマホのライトがあると細部が見やすい。

高崎への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約55分
水戸から 約1時間40分
前橋から 約1時間55分
高崎から 約1時間55分
甲府から 約2時間25分
鉄道 高崎駅へ

高崎の宿を探す

ビジネスホテルから旅館まで幅広い選択肢。


Travel Planning

旅先を1分で決めてみる?

どこ行こ?で旅先を探す →