竹田の風景
大分県

竹田

温泉歴史

霧の朝、石垣だけが残る城に立った。 天守はない。 それでも、息が止まった。 竹田は、大分の山あいにひっそりとある。 派手さはない。 でも来るたびに、また来たい。 温泉があって、音楽があって、歴史がある。 そういう場所。

Best Season 冬(12〜2月)がおすすめ。 霧に包まれた石垣は、この季節だけの光景。 雪が積もると、さらに別の表情になる。 温泉との組み合わせも、冬が一番映える。

竹田のおすすめスポット

01

岡城跡|天守のない城が、なぜこんなに美しいのか

入口で310円払って、石段を登り始める。

すぐ息が切れた。

岡城は1185年築城。

標高325メートル。

冬に来ると、霧が城跡を包む日がある。

その日がたまたまそうだ。

視界が白い中に、巨大な石垣だけが現れる。

苔むしていて、黒ずんでいて、古い。

でも崩れていない。

400年以上ここにある。

天守閣は江戸時代に取り壊された。

建物は何もない。

それなのに、スケールに圧倒された。

滝廉太郎はここで「荒城の月」を作ったとされる。

あの曲が頭の中で流れてきた。

わざとらしいけど、本当にそうなった。

広さは約100ヘクタール。

ゆっくり歩くと2時間かかる。

冬は足元が凍るので、靴だけは気をつけたい。

■ 岡城跡 住所:大分県竹田市竹田2将 料金:大人310円、小中学生150円 営業時間:9:00〜17:00(最終入場16:30) 定休日:なし(荒天時閉鎖あり)
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02

瀧廉太郎記念館|23年しか生きなかった人の、部屋に入る

岡城から歩いて10分ほど。

古い商家の路地を抜けると着く。

入館料は300円。

安い。

でも中身は濃かった。

滝廉太郎が住んでいた家が、そのまま保存されている。

「荒城の月」を作った年、彼は17歳だ。

ドイツ留学中に結核を患い、23歳で死んだ。

部屋に入ると、ピアノがある。

使われていたものではないけど、時代は同じ頃のもの。

窓から外を見た。

竹田の町並みが見える。

彼もこういう景色を見ていたのかな。

展示は大げさじゃない。

淡々としている。

それがよかった。

滞在時間は30〜40分あれば十分。

岡城とセットで午前中に回れる。

■ 瀧廉太郎記念館 住所:大分県竹田市竹田2083 料金:大人300円、小中学生150円 営業時間:9:00〜17:00(最終入場16:30) 定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
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03

竹田温泉 花水月|冬の夜、肌がとろけた

竹田の温泉は、炭酸水素塩泉。

とにかく肌がすべすべになる。

「美人の湯」と呼ばれる理由が、入った瞬間わかった。

花水月は竹田市内の日帰り温泉施設。

大人620円。

露天風呂がある。

冬の夜に入ると最高だ。

外気温は3度くらい。

お湯は42度。

その温度差が気持ちよくて、30分以上出られない。

竹田の温泉は湧出量が豊富で、源泉かけ流しのところも多い。

ここもそう。

塩素の匂いがしない。

お湯の色は透明で、でもぬるっとしている。

岡城で歩き疲れた体に、この温泉は効いた。

チェーン系の温泉施設とは全然違う。

お世辞抜きで、また来たいと思った温泉のひとつ。

■ 竹田温泉 花水月 住所:大分県竹田市会々2490-1 料金:大人620円、子ども310円 営業時間:10:00〜22:00(最終受付21:30) 定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
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モデルコース

Day Trip 9:00 岡城跡(2時間)→ 11:30 瀧廉太郎記念館(40分)→ 竹田の古い町並みを散策しながら昼食 → 14:00 竹田温泉で1〜2時間→ 帰路
1 Night 1日目:岡城跡(午前)→ 瀧廉太郎記念館 → 竹田の城下町をゆっくり歩く → 宿泊(市内の温泉宿)。2日目:朝風呂 → 朝の岡城跡(人が少なくて霧が出やすい) → 周辺の湧水スポット巡り → 帰路。温泉を2回楽しめる。
Travel Tips 冬の岡城は霧が出る日がある。 午前中の早い時間が狙い目。 駐車場は無料だが、坂道が凍ることがある。 スニーカーではなく、グリップのある靴で来た方がいい。 竹田市内はコンビニが少ない。 昼食の店は事前に調べておくと安心。

竹田への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間40分
福岡から 約3時間10分
水戸から 約3時間25分
前橋から 約3時間40分
高崎から 約3時間40分
航空 大分空港へ
移動 豊後竹田駅へ

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