田沢湖の風景
秋田県

田沢湖

温泉自然秘境

Photo by (Tea-making tea) 掬茶 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

温泉自然と過ごす1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け友達と温泉がおすすめ山岳ハイキング

凍てつく空気の中、湖面が静かに光っている。 田沢湖は、冬にこそ来るべき場所だ。 標高249mの湖は、真冬でも全面結氷しない。 その深さは423m。日本で一番深い。 数字で聞くより、実際に立った方がずっとわかる。 あの底知れない青を、一度見たら忘れられない。

凍てつく空気の中、湖面が静かに光っている。田沢湖は、冬にこそ来るべき場所だ。標高249mの湖は、真冬でも全面結氷しない。その深さは423m。日本で一番深い。数字で聞くより、実際に立った方がずっとわかる。あの底知れない青を、一度見たら忘れられない。息をのむほど深いコバルトブルーの湖面、湯気の立ち込める山奥の宿。田沢湖のほとりに立つと、時間の流れ方が変わる気がした。冬の乳頭温泉行きバスは本数が少ない。事前に時刻表を確認すること。路面凍結もあるので、レンタカーよりバス移動が安心。鶴の湯の日帰り入浴は午後になると混むので、午前中が狙い目。防寒具は必須。湖岸の風は体感温度がかなり低い。

Best Season
冬(12月〜2月)が断然おすすめ。 雪をかぶったたつこ像、貸し切りの露天風呂。 人が少ない分、田沢湖の本来の顔に会える。 夏も緑が美しいが、冬の静けさは格別だ。
Stay
1泊おすすめ
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田沢湖のおすすめスポット

01
田沢湖|日本一深い湖が持つ、底知れない青

田沢湖|日本一深い湖が持つ、底知れない青

湖岸に降り立った瞬間、風が止まった。

冬の田沢湖は、静かすぎるくらい静かだ。

観光客もほとんどいない。

その分、湖と正面から向き合える。

水の色が、とにかく独特だ。

コバルトブルーとも違う。

もっと暗くて、深くて、少し怖い青。

深さ423mの底が、そのまま色になったみたいだ。

湖一周は約20km。

車で回ると40分ほど。

でも、途中で何度も止まりたくなる。

光の角度で色が変わるから、歩みを止めるたびに違う湖がある。

冬の早朝6時台、湖面に霧が立ちこめた。

その光景を見たくて、前泊したのは正解だ。

あの朝の田沢湖は、誰にも教えたくない。

■ 田沢湖 住所:秋田県仙北市田沢湖田沢 料金:無料(湖岸散策) 駐車場:あり(無料) アクセス:JR田沢湖駅からバスで約15分
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02
たつこ像|雪の中に立つ、金色の孤独

たつこ像|雪の中に立つ、金色の孤独

雪をかぶったたつこ像は、想像より小さかった。

そして、想像よりずっと美しかった。

像の高さは約2m。

台座を含めると約4m。

金色の像が、灰色の冬空に映えている。

伝説では、たつこは永遠の若さと美しさを願い、

湖の龍神になったとされている。

湖底に今も眠っているという話を、

現地のおじさんが教えてくれた。

夏は観光客がずらりと並ぶらしい。

冬は誰もいない。

たつこ像と、湖と、自分だけ。

そういう時間が、旅の本当においしいところだ。

像の足元まで近づくと、湖がすぐそこにある。

水際ギリギリに立って、深呼吸した。

冷たい空気が肺に刺さって、なぜか清々しかった。

■ たつこ像 住所:秋田県仙北市田沢湖田沢潟前地内 料金:無料 営業時間:見学自由(通年) アクセス:JR田沢湖駅からバスで約15分、湖畔バス停より徒歩3分
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03
乳頭温泉郷|山奥にある、本物の湯治場

乳頭温泉郷|山奥にある、本物の湯治場

田沢湖からバスで約40分。

山道をぐねぐね登った先に、乳頭温泉郷がある。

7つの宿が点在する、秘境中の秘境。

鶴の湯に行った。

日帰り入浴は10時から。

料金は600円。

混んでいるかと思ったが、平日の午前中は空いている。

露天風呂に浸かると、目の前は雪景色だ。

お湯の温度は少し熱め。

じっとしていると、じわじわと体の芯が温まってくる。

雪がちらちら落ちてきた。

湯船の中にいる自分が、信じられない。

乳白色のお湯は、硫黄の香りが強い。

入った後、肌がしっとりする。

翌日、肌の調子がいつもより明らかによかった。

宿の前の茅葺きの建物も、そのまま時が止まったみたいで、

写真を撮ることも忘れて、ただ眺めている。

■ 乳頭温泉郷(鶴の湯温泉) 住所:秋田県仙北市田沢湖田沢先達沢国有林50 日帰り入浴:600円/10:00〜15:00(最終受付14:30) 定休日:不定休(要確認) アクセス:JR田沢湖駅からバスで約50分「アルパこまくさ」下車、送迎バスあり(要予約)
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モデルコース

Day Trip 9:00 田沢湖駅 → 9:30 たつこ像 → 10:30 湖岸散策 → 12:00 湖畔ランチ → 13:30 乳頭温泉(日帰り入浴) → 16:00 田沢湖駅
1 Night 【1日目】田沢湖駅 → たつこ像 → 湖岸一周 → 乳頭温泉郷に宿泊 【2日目】早朝の湖面を眺める → 鶴の湯朝風呂 → 仙北市内・角館の武家屋敷を散策 → 帰路
Travel Tips 冬の乳頭温泉行きバスは本数が少ない。 事前に時刻表を確認すること。 路面凍結もあるので、レンタカーよりバス移動が安心。 鶴の湯の日帰り入浴は午後になると混むので、午前中が狙い目。 防寒具は必須。湖岸の風は体感温度がかなり低い。

田沢湖への行き方

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