山形県

飛島

離島自然秘境

酒田港からフェリーで約1時間40分。 たどり着いた先に、あの静けさがあった。 コンビニもない。 信号もない。 人口100人ちょっとの島に、余計なものが何もない。 飛島は、逃げ場のない旅をしたい人のための場所だ。

Best Season 6〜8月が海と空の透明感が最高。 5月は渡り鳥のシーズンで、バードウォッチャーが集まる。 冬は欠航が多く、上級者向け。

飛島のおすすめスポット

01

飛島灯台|島の端に立つと、日本海がぜんぶ見える

灯台までの道が、まずきつい。

集落から歩いて30分ほど。

舗装されているようで、草が道を食いはじめている。

それでも歩いた。

灯台は白くて、小さくて、思ったより素朴だ。

高さは約16メートル。

観光地的な派手さはまったくない。

ただ、そこからの景色が違った。

遮るものが何もない日本海が、水平線まで広がっている。

風が強くて、声が飛んだ。

晴れた日は粟島まで見えるらしい。

その日は少し霞んでいたけれど、それでもよかった。

霞んだ海のほうが、どこか遠くまで続く感じがした。

灯台の足元に腰を下ろして、しばらく何もしない。

そういう時間を持てたのは、久しぶりだ。

■ 飛島灯台 住所:山形県酒田市飛島勝浦 料金:無料(外観のみ) 集落からの所要時間:徒歩約30分 ※灯台内部は非公開
地図で見る →
02

弁天崎|波に削られた岩が、ここだけ異世界みたいだ

島の南西側にある弁天崎は、地図で見るより断然いい場所だ。

岩場に出た瞬間、足が止まった。

黒っぽい玄武岩が、波に何千年も削られてできた地形。

ごつごつしていて、不規則で、どこか惑星みたいな雰囲気がある。

満潮と干潮で表情がまるで変わる。

行ったのは午後2時ごろ、引き潮のタイミングだ。

岩の隙間に海水が残って、小さな生き物が動いている。

ヤドカリ、魚、名前のわからない貝。

観光客はほとんどいない。

地元のおじさんが一人、磯釣りをしている。

声をかけたら、「今日はアイナメが釣れとる」と笑顔で教えてくれた。

波音だけが続く場所に、1時間近くいた。

飽きない。

それが不思議だ。

■ 弁天崎 住所:山形県酒田市飛島(島南西部) 料金:無料 集落からの所要時間:徒歩約15分 ※岩場のため、滑りにくい靴が必須
地図で見る →
03

勝浦海岸|透明度に、声が出た

飛島唯一の砂浜、勝浦海岸。

フェリーが着く港のすぐそば。

最初は「港の隣の浜でしょ」と正直なめている。

水に入って、考えが変わった。

足元が見える。

底の砂の模様まで、くっきり見える。

透明度が高すぎて、一瞬水がないかと錯覚した。

8月上旬でも、水温は冷たかった。

本州の海とは違う、引き締まった冷たさ。

それが気持ちよかった。

砂浜の長さは100メートルほど。

決して広くはない。

でも、人が少ない。

混んでいる海水浴場が苦手な人には、最高の場所だ。

夕方になると、海面がオレンジに染まる。

その時間に浜にいられたのは、島に泊まったからこそだ。

日帰りだったら、絶対に後悔している。

■ 勝浦海岸 住所:山形県酒田市飛島勝浦 料金:無料 遊泳期間:7月中旬〜8月下旬(目安) ※シャワー設備なし・着替え場所は限定的
地図で見る →

モデルコース

Day Trip 酒田港8:30発→勝浦海岸→弁天崎→飛島灯台→集落でランチ→勝浦海岸→酒田港16:00着。移動は徒歩のみ。駆け足になるので宿泊推奨。
1 Night 1日目:酒田港8:30発→勝浦海岸→弁天崎→集落散策→宿で夕食(海の幸)。2日目:朝の島を歩く→飛島灯台→昼食後、16:00発フェリーで帰港。島の時間に慣れた頃に帰る、ちょうどいい日程。
Travel Tips フェリーは1日1〜2便のみ。欠航も珍しくない。 天気予報は3日前から確認しておくこと。 島内にコンビニ・ATMはない。 現金は酒田で準備必須。 虫除けスプレーは忘れずに。

飛島への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約3時間40分
水戸から 約4時間25分
前橋から 約4時間40分
高崎から 約4時間40分
甲府から 約5時間10分
鉄道 酒田駅へ
移動 飛島へ

山形の宿を探す

山形を拠点に飛島へ日帰り・宿泊の旅も人気です


Travel Planning

旅先を1分で決めてみる?

どこ行こ?で旅先を探す →