遠刈田温泉の風景
宮城県

遠刈田温泉

温泉自然

蔵王の麓に、ひっそりと湯煙が立ちのぼる町がある。 遠刈田温泉。 派手さはない。 でも、一度来たら手放せなくなる温泉地だ。 冬の空気が痛いくらい澄んでいて、 白い雪と白い湯気が混ざり合う景色は、 ここでしか見られないものだ。

Best Season 冬(12〜2月)が断然おすすめ。 雪と湯煙のコントラストは、この季節しか見られない。 蔵王のアイスモンスターとセットで訪れると、移動も無駄がない。

遠刈田温泉のおすすめスポット

01

遠刈田温泉共同浴場|熱い湯と、地元の人のなかに飛び込む

入浴料は大人250円。

その安さに、少し身構えた。

扉を開けると、むわっと硫黄の匂いが来る。

地元のおじさんたちが、ごく普通に体を洗っている。

観光客向けの雰囲気は、一切ない。

湯船は2つ。

「神の湯」と「若の湯」で源泉が違う。

温度計を見たら47度を指している。

そのまま入ったら3秒で限界だ。

水で埋めながら、少しずつ慣らす。

10分もすると、体の芯まで温まってくる。

これが本物の温泉だ。

冬の朝7時から開いている。

雪の降る朝に、ここへ来てみてほしい。

地元の人と同じ時間が、静かに流れている。

■ 遠刈田温泉共同浴場(神の湯・若の湯) 住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉仲町19 料金:大人250円、子ども100円 営業時間:7:00〜21:30(第1・3木曜は13:00〜) 定休日:第1・3木曜の午前
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02

みやぎ蔵王こけし館|かわいいより、怖いが先に来た

正直、こけしをなめている。

館内に入ると、数千体のこけしが並んでいる。

一体一体、表情が違う。

笑っているのか、怒っているのか、わからないものもある。

でも、見ているうちに引き込まれた。

遠刈田系のこけしは、顔が大きくて胴が細い。

花の模様が鮮やかで、他の産地とは全然違う。

スタッフの方に聞いたら、ろくろの技法も異なるらしい。

絵付け体験もやっていて、所要時間は約40分。

料金は1,300円から。

白木のこけしに、自分で色を乗せる。

思ったより難しくて、思ったより楽しかった。

お土産売り場で、小さなこけしを1体買った。

今も机の上に置いてある。

毎朝、じっとこちらを見ている。

■ みやぎ蔵王こけし館 住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉新地西裏山36-135 料金:入館無料、絵付け体験1,300円〜 営業時間:8:30〜17:00 定休日:年末年始 TEL:0224-34-2385
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03

神の湯|夜、ひとりで入りに行った

共同浴場とは別に、宿泊施設に近い「神の湯」がある。

夜9時を過ぎた頃、もう一度だけと思って向かった。

雪がぽつぽつ降っている。

足元の石畳が濡れていて、街灯の光に反射している。

脱衣所には誰もいない。

浴室も、貸し切りだ。

無色透明の湯が、静かに満ちている。

pHは8.4のアルカリ性。

肌がするっとなる感触が、確かにあった。

外の雪の音だけが聞こえる。

温泉街の夜は、思っているより静かだ。

10分で体が赤くなった。

上がって外に出たら、冷気が気持ちよかった。

この感覚のために、冬に来てよかった。

ここはその夜の、一番いい時間だ。

■ 神の湯(遠刈田温泉共同浴場内) 住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉仲町19 料金:大人250円、子ども100円 営業時間:7:00〜21:30 泉質:炭酸水素塩・硫酸塩泉(pH8.4) ※石鹸・シャンプーの使用可
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モデルコース

Day Trip 9:00 神の湯で朝風呂 → 10:30 こけし館で絵付け体験 → 12:00 温泉街でランチ → 14:00 若の湯に再入浴 → 16:00 帰路
1 Night 【1日目】13:00 こけし館 → 15:00 宿チェックイン → 17:00 神の湯 → 夕食は宿で芋煮鍋 【2日目】7:00 共同浴場で朝風呂 → 9:00 温泉街散策 → 11:00 蔵王ドライブ → 13:00 帰路
Travel Tips 共同浴場は湯温が高め。 水で埋める前提で入るといい。 タオルと着替えは必須。 シャンプーは持参推奨。 駐車場は温泉街の無料駐車場が使いやすい。 土日は地元の方で混むので、平日の午前中がねらい目。

遠刈田温泉への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間10分
水戸から 約2時間55分
前橋から 約3時間10分
高崎から 約3時間10分
甲府から 約3時間40分
鉄道 白石蔵王駅へ

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