高知県

土佐市

グルメ

高知市内から車で30分。 そこにある景色が、想像を超えている。 仁淀川が海に溶けていく場所。 橋の上に立つと、風が強くて目が開けられない。 それでも、ここを離れたくない。 土佐市は、派手さとは無縁だ。 でも、ずっと心に残る場所がある。

Best Season 5月〜6月が狙い目。 梅雨前の仁淀川は水量が安定していて青みが強い。 観光客も少なく、河口や橋をひとり占めできる時間帯がある。

土佐市のおすすめスポット

01

宇佐大橋|風速10m、それでも橋の上から離れられない

全長376m。

土佐市と宇佐町をつなぐ、白い弧を描く橋だ。

車で渡ってしまったら、何も見えない。

駐車できる場所を見つけて、歩いて渡った。

それが正解だ。

橋の上からは、仁淀川の河口と太平洋が同時に見える。

左側は青緑の川。

右側は灰がかった海の色。

その境界が、すごくあいまいだ。

朝8時頃に行くといい。

漁船が出ていく時間と重なって、エンジン音が響いている。

観光客はゼロ。

地元の人が犬を散歩させているだけだ。

夕方は逆光になるので、午前中がおすすめだ。

晴れていれば、橋の影が川面に映る。

それを見るためだけでも、来る価値がある。

■ 宇佐大橋 住所:高知県土佐市宇佐町 入場料:無料 駐車場:橋詰め付近に数台分のスペースあり(無料) ※欄干が低く風が強い日は注意
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02

仁淀川河口|「仁淀ブルー」の終着点で、ただ座っている

あの青を見たくて、仁淀川上流まで行く人は多い。

でも河口のことは、あまり語られない。

たどり着いたのは砂浜の先端だ。

そこに、川と海がぶつかる線があった。

波打ち際に立つと、足元の砂が引っ張られる感覚がある。

川の水と海の水が混ざって、色が変わっていくのがわかった。

仁淀ブルーと呼ばれる透明な青ではない。

もっとくぐもった、深い色だ。

午後2時、気温は27度。

誰もいない。

サンダルを脱いで砂に座ったまま、1時間くらいいた気がする。

近くにシャワーはない。

売店もない。

何もない、という体験が、ここにはある。

帰り道、コンビニでアイスを買った。

それがまた、おいしかった。

■ 仁淀川河口(宇佐側) 住所:高知県土佐市宇佐町付近 入場料:無料 アクセス:宇佐大橋から徒歩約15分、または車で5分 ※トイレ・売店なし。飲み物は事前に準備を
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03

土佐和紙(いの町)|紙を漉く体験に、1時間半があっという間に消えた

いの町は、土佐市のすぐ隣だ。

仁淀川沿いに車を走らせると、20分かからない。

「紙のまち資料館」で和紙漉き体験をした。

料金は600円。

予約なしでも入れた(平日の午前中に行った)。

スタッフの女性が丁寧に教えてくれた。

木枠に紙料を流して、揺らす。

ただそれだけなのに、うまくいかない。

3回やってやっと、均一に広がった。

乾燥に時間がかかるため、完成品は後日郵送になる。

送料込みで800円ほどだ。

届いた和紙は、薄くて、光にかざすとすけて見える。

自分で作ったとは思えないクオリティだ。

建物の外に仁淀川が流れている。

昔はここから水を引いて紙を作っていたと聞いた。

川と産業が、今も地続きだ場所だ。

■ いの町紙の博物館(旧:紙のまち資料館) 住所:高知県吾川郡いの町1226 入館料:大人400円、体験(紙漉き)追加600円〜 営業時間:9:00〜17:00(月曜休館) TEL:088-893-0886 ※体験は要確認。繁忙期は予約推奨
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モデルコース

Day Trip 8:00 宇佐大橋を歩いて渡る→9:00 仁淀川河口で休憩→11:00 いの町で和紙体験→13:00 高知市内でかつお塩たたきを食べて帰路
1 Night 1日目:高知市着→かつおのたたきで夕食→土佐市内泊。2日目:早朝6:30に宇佐大橋へ(光が最高)→仁淀川河口→いの町和紙体験→四万十方面へ移動、または高知ICから帰路
Travel Tips 宇佐大橋と河口は駐車スペースが少ない。 軽自動車が無難だ。 河口付近はサンダル必須。 波に油断すると膝まで濡れる。 和紙体験は平日午前が空いていておすすめ。 高知市内と組み合わせると1日が濃くなる。

土佐市への行き方

ICカード利用可
Access Time
高松から 約1時間55分
大阪から 約3時間15分
福岡から 約3時間50分
下関から 約4時間20分
佐賀から 約4時間20分
鉄道 波介川口駅へ

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