高知県

鵜来島

ダイビング秘境

高知の柏島から船で約30分。 そこに、ほとんどの人が知らない島がある。 人口60人以下。コンビニなし。信号なし。 でも海の中だけは、世界レベルだ。 鵜来島は、知る人ぞ知る「ダイバーの聖地」だ。 一度来たら、もう普通の旅には戻れない気がした。

Best Season ダイビング目的なら5月〜10月の透明度が高い季節がベスト。 農園目的なら11月〜2月の柑橘収穫シーズンが狙い目。 真夏は本当に暑いので、水分対策を忘れずに。

鵜来島のおすすめスポット

01

宇久平港|島の時間は、ここから始まる

柏島の港を8時30分に出た船が、鵜来島の宇久平港に着く。

所要時間は約25分。

でもその25分で、世界が変わる。

港は小さい。

ほんとうに小さい。

桟橋に降り立つと、出迎えてくれるのは数人の島民と、透き通った海だけだ。

水の色が違う。

沖縄でも見たことのない青緑が、足元まで広がっている。

思わず荷物を置いて、しばらく立ち尽くした。

港の周辺には民宿が数軒。

売店はひとつある。

島での買い物はほぼここだけだ。

飲み物と日焼け止めは、必ず柏島で買っておいた方がいい。

船の本数は1日2便。

乗り遅れたら、次は夕方になる。

島の時間に合わせて動く覚悟が、ここでは必要だ。

■ 宇久平港 住所:高知県宿毛市沖の島町鵜来島 アクセス:柏島港から定期船で約25分(1日2便) 定期船料金:片道 約1,200円 運航:宿毛市営定期船
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02

宇久神社|島の奥に、静かな時間が残っている

港から細い坂道を上っていくと、宇久神社がある。

案内板もほぼない。

地元のおじさんに「神社はどこですか」と聞いて、やっとたどり着いた。

鳥居は苔むしていて、階段の石も古い。

でもちゃんと、手入れされている。

誰かが毎日ここに来ているのだ。

60人以下の島に、神社がある。

その事実が、なんとなく胸に刺さった。

境内からは、海が見える。

木々の隙間から差し込む光と、遠くの水平線。

ダイビングの前にここへ来ると、気持ちが整う気がした。

観光地化されていない。

インスタ映えもしない。

でもこういう場所が、島旅の本質だ。

参拝者は1日に数人もいないだ。

それでいい、という空気がそこにはあった。

■ 宇久神社 住所:高知県宿毛市沖の島町鵜来島 料金:無料 参拝時間:自由 ※明確な案内看板が少ないため、集落の方に場所を確認するのがおすすめ
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03

観光農園|島で採れた柑橘が、やたらうまかった

鵜来島に観光農園があると聞いて、正直なめている。

こんな小さな島で農園? 。

行ってみたら、普通に広かった。

柑橘類が中心で、ぽんかん、文旦、たんかん。

季節によって収穫できるものが変わる。

11月〜2月ごろがいちばん賑わうらしい。

訪れたのは1月。

ぽんかんをもいで、そのまま食べた。

甘さが違う。

島の土と海風で育った柑橘は、スーパーで買うものとまるで別物だ。

ここでしか買えない加工品もある。

柑橘のジャムやドライフルーツは、数百円から。

帰りの船に乗る前に、荷物が増えた。

農園のお母さんが話しかけてきた。

「今年は豊作やったよ」と、嬉しそうに言った。

観光客の少ない島で、来てくれた人に全力で接してくれる。

その温かさが、鵜来島いちばんのごちそうだ。

■ 鵜来島 観光農園 住所:高知県宿毛市沖の島町鵜来島 料金:収穫体験 数百円〜(時期・内容により異なる) 営業時期:主に11月〜2月(柑橘収穫シーズン) ※事前に宿毛市観光協会または島の民宿へ確認推奨
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モデルコース

Day Trip 8:30柏島発→宇久平港着→宇久神社参拝→観光農園→ランチ(民宿食堂)→シュノーケリングまたはダイビング→16:00便で柏島へ
1 Night 1日目:柏島8:30発→宇久平港→宇久神社→ダイビング1本目→民宿泊。2日目:早朝の港散歩→観光農園→ダイビング2本目→昼食→14:00便で帰路。島の夜は静かで星がすごい。懐中電灯は必須。
Travel Tips 島内にATMはない。 現金を多めに持っていくこと。 携帯の電波は弱い場所が多い。 ダイビングは要事前予約。 民宿も2〜3軒しかないので、早めに押さえること。 船が欠航することもあるため、日程には余裕を。

鵜来島への行き方

Access Time
福岡から 約3時間10分
大阪から 約4時間10分
名古屋から 約5時間5分
高松から 約5時間10分
東京から 約6時間30分
佐世保港

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