山鹿の風景
熊本県

山鹿

温泉祭り文化歴史

Photo by Asturio Cantabrio / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

温泉歴史を辿る車なしOK1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け友達と温泉がおすすめ

湯気が立ちのぼる朝の街を歩いていると、 ふいに三味線の音が聞こえる。 山鹿は、そういう街だ。 温泉があって、祭りがあって、 江戸時代からの道がそのまま残っている。 観光地っぽさがない。 なのに、ちゃんと深い。 冬に来るのが、個人的にはいちばんいいと思っている。

湯気が立ちのぼる朝の街を歩いていると、ふいに三味線の音が聞こえる。山鹿は、そういう街だ。温泉があって、祭りがあって、江戸時代からの道がそのまま残っている。観光地っぽさがない。なのに、ちゃんと深い。冬に来るのが、個人的にはいちばんいいと思っている。夜の闇に金色の炎が揺れ、千人の踊り手が静かに動くたび、時間の感覚が溶けていく。湯けむりと祭囃子が混ざり合う山鹿の夜は、どこか夢の中にいるようだった。山鹿には路線バスでアクセスできる。熊本駅からバスで約1時間20分、料金は1,050円。レンタサイクルが1日500円で借りられる。冬は平日が空いていておすすめ。8月16日の山鹿灯籠まつりは宿が埋まるのが早い。

Best Season
冬(12〜2月)がいちばん好きだ。 人が少なく、温泉が気持ちよく、街道をひとり歩ける。 夏の山鹿灯籠まつり(8月15・16日)は別格の体験になる。
Stay
1泊おすすめ
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山鹿のおすすめスポット

01
山鹿灯籠民芸館|和紙だけで、あんなものが作れるのか

山鹿灯籠民芸館|和紙だけで、あんなものが作れるのか

入館料300円を払って中に入った瞬間、

声が出ない。

山鹿灯籠は、木も金属も使わない。

和紙と糊だけで作られている。

それなのに、どこか金細工みたいに見える。

展示されている灯籠のうち、

最大のものは高さ1メートルを超える。

近づいて見ると、細工が信じられないほど細かい。

「これを頭に乗せて踊るのか」。

8月の山鹿灯籠まつりでは、

女性たちが頭にこれを乗せて踊る。

実際の祭りは見ていないけれど、

映像コーナーで流れている映像だけで、

なぜか胸が熱くなった。

体験コーナーもある。

小さな灯籠作りに30分ほど挑戦したが、

正直、全然うまくいかない。

だからこそ、職人の技がどれだけすごいか分かった。

帰るころには、まつりの時期に来たくなっている。

■ 山鹿灯籠民芸館 住所:熊本県山鹿市山鹿1606 料金:大人300円 営業時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで) 休館日:月曜(祝日の場合は翌日)
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02
豊前街道|江戸時代の道が、ふつうに続いている

豊前街道|江戸時代の道が、ふつうに続いている

観光用に「再現」された街道じゃない。

そこが好きだ。

豊前街道は、江戸時代に参勤交代で使われた道だ。

今も生活道路として残っていて、

酒屋があって、豆腐屋があって、

普段着のおばあさんが自転車で走っていく。

石畳が続く区間は300メートルほど。

短いといえば短い。

でも、歩く速度を落とすと

いろんなものが見えてくる。

格子戸の商家、

年季の入った看板、

路地の奥に続く裏道。

冬の午後、人通りが少ない時間に歩いた。

自分の足音だけが聞こえる。

こういう体験は、混んでいる時期にはできない。

カフェや雑貨屋が何軒かある。

古い建物をそのまま使っているところが多くて、

入るだけでなんとなく落ち着く。

昼ごはんを食べるなら、街道沿いの定食屋がいい。

豆腐料理が名物で、600円で腹がふくれる。

■ 豊前街道 住所:熊本県山鹿市山鹿(山鹿温泉街周辺) 料金:散策無料 所要時間:ゆっくり歩いて約40〜60分 アクセス:山鹿バスセンターから徒歩約5分
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03
八千代座|100年前の劇場が、今も現役なのが信じられない

八千代座|100年前の劇場が、今も現役なのが信じられない

1910年に建てられた芝居小屋だ。

外観はどこか地味で、

「本当にここか」と思いながら入った。

中に入ると、空気が変わる。

花道がある。

奈落がある。

桟敷席がある。

すべて当時のまま残っていて、

実際に今でも公演が行われている。

入場料650円で見学できる。

天井を見上げると、

ビールや醤油の広告が描かれている。

明治・大正の広告が、そのまま残っている。

これが妙におかしくて、妙に愛おしい。

舞台に上がれるコースもある(要予約)。

花道の上に立つと、

空の客席がぐるりと見える。

ここで役者たちが何千回も演じてきたんだら、

少しだけ静かな気持ちになった。

公演がある日に来られたら、最高だ。

スケジュールは公式サイトで確認してほしい。

■ 八千代座 住所:熊本県山鹿市山鹿1499 料金:大人650円(見学) 営業時間:9:00〜18:00(最終入場17:30) 休館日:不定休(公演日は変動あり) 公演スケジュールは公式サイトを要確認
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モデルコース

Day Trip 10:00 八千代座見学 → 12:00 豊前街道ランチ → 14:00 山鹿灯籠民芸館 → 16:00 山鹿温泉で日帰り入浴 → 18:00 帰路
1 Night 1日目:豊前街道散策 → 八千代座 → 温泉宿チェックイン・夕食。2日目:朝湯 → 山鹿灯籠民芸館 → 灯籠作り体験 → 昼食後に帰路。温泉宿は街なかに数軒あり、1泊2食1万円台から。
Travel Tips 山鹿には路線バスでアクセスできる。 熊本駅からバスで約1時間20分、料金は1,050円。 レンタサイクルが1日500円で借りられる。 冬は平日が空いていておすすめ。 8月16日の山鹿灯籠まつりは宿が埋まるのが早い。

山鹿への行き方

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鉄道 玉名駅へ
移動 山鹿温泉へ


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