湯野上温泉の湯野上温泉駅
福島県

湯野上温泉

温泉秘境自然紅葉冬

Photo by くろふね / Wikimedia Commons (CC BY 3.0)

温泉紅葉自然と過ごす1泊がおすすめひとり旅向けカップル向け友達と温泉がおすすめ

東京から新幹線と在来線を乗り継いで、約3時間。 たどり着いた先は、茅葺き屋根の無人駅だ。 ホームに降りた瞬間、空気が変わる。 杉の香りと、川の音。 ここは福島・南会津。 湯野上温泉は、まだ「秘境」という言葉が似合う場所だ。

駅舎が茅葺きなのは日本でここだけだ。改札の先には囲炉裏があり、本物の火が燃えている。駅前には足湯もあり、列車を待つあいだに浸かれる。塔のへつりは駅から徒歩20分。「へつり」は南会津の方言で断崖のことで、大川の侵食が作った奇景が続く。大内宿は茅葺きの家が並ぶ江戸時代の宿場町で、通りに電線も看板も自販機もない。藤龍館は全12室、大川渓谷沿いに立ち、駅から徒歩約7分。新白河駅から無料の送迎バスが1日1本出る。

Best Season
紅葉なら10月下旬〜11月上旬。 雪景色の大内宿を見るなら1〜2月。 冬は道路凍結に注意が必要だが、その分、人が少なく静かな景色に出会える。
Stay
1泊おすすめ
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湯野上温泉のおすすめスポット

01

湯野上温泉駅|日本で唯一、囲炉裏がある駅

改札を抜けると、囲炉裏があった。

駅の中に、本物の火が燃えている。

思わず立ち止まった。

湯野上温泉駅は、会津鉄道の駅。

茅葺き屋根の駅舎は、全国でもここだけだ。

築年数は古く、昭和時代からこの姿を保ってきた。

待合室には囲炉裏が切られていて、冬は薪がくべられる。

灰の上でスルメを焼いているおじさんがいた。

観光客じゃなくて、地元の人だ。

その光景が、なぜかずっと頭から離れない。

駅を出ると、目の前は大川渓谷。

紅葉の季節は10月下旬から11月上旬がピーク。

オレンジと赤に染まった山が、川面に映る。

ここだけで1時間潰せる。

無人駅なので、自由に入れる。

観光列車「お座トロ展望列車」は事前予約が必要。

料金は別途520円〜で、渓谷沿いをゆっくり走る。

■ 湯野上温泉駅 住所:福島県南会津郡下郷町湯野上 営業時間:自由(無人駅) 料金:無料(入場・見学) アクセス:会津鉄道「湯野上温泉」駅下車すぐ
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02
湯野上温泉の塔のへつり|川が1万年かけて彫った、異世界
Qwert1234 / CC BY-SA 4.0

塔のへつり|川が1万年かけて彫った、異世界

湯野上温泉駅から歩いて20分ほど。

橋を渡った先に、その景色がある。

「へつり」とは、南会津の方言で断崖のこと。

大川の侵食と風化が、1万年以上かけて岩壁を削り出した。

その形が塔のように見えることから、塔のへつりと呼ばれる。

国の天然記念物に指定されている。

でも、金網も柵もほとんどない。

つり橋を渡って、岩の中をそのまま歩く。

足元は川。

落ちたらたぶんまずい。

そのスリルも含めて、ここの醍醐味だ。

紅葉期は特にすごかった。

赤と橙の岩壁が川に映り込んで、現実感がなくなる。

写真を撮ったけど、うまく伝わらない。

来ないとわからない景色というのがある。

入場料は無料。

駐車場は有料で1回200円。

近くに土産屋とそば屋が数軒あって、昼食もとれる。

混雑のピークは紅葉の週末の午前10〜13時。

早めの到着が正解。

■ 塔のへつり 住所:福島県南会津郡下郷町弥五島 料金:無料(駐車場200円) 営業時間:見学自由 アクセス:会津鉄道「塔のへつり」駅より徒歩5分
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03
湯野上温泉の大内宿|江戸時代が、まだ生きている
くろふね / CC BY 3.0

大内宿|江戸時代が、まだ生きている

茅葺き屋根の家が、ずらっと並んでいる。

電線も、看板も、自販機もない。

江戸時代の宿場町が、そのまま残っている。

大内宿は、国選定の重要伝統的建造物群保存地区。

現在も40数軒が実際に暮らしながら、この景観を守っている。

住んでいる人たちがいる、というのが大きい。

観光のために作られた「なんちゃって古民家」じゃない。

名物は「ねぎそば」。

箸の代わりにネギ1本で食べる、あのそばだ。

1杯1,100円前後。

最初は「パフォーマンスでしょ」。

でもネギをかじりながらそばをすすると、辛みが加わって、これが意外と合う。

冬の大内宿は別格だ。

雪が屋根に積もって、全部白くなる。

観光客も減って、静かで、なぜかその方が本物感があった。

かんじきを履いて雪道を歩いたのは、いい思い出になった。

観光地として有名になりすぎた感もある。

でも、早朝や平日に来ると、本来の静けさが残っている。

■ 大内宿 住所:福島県南会津郡下郷町大内 入場料:無料(駐車場300円) 営業時間:各店舗による(9:00〜17:00頃が目安) アクセス:湯野上温泉駅よりバスまたはタクシーで約10分
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モデルコース

Day Trip 湯野上温泉駅(9:00着)→徒歩20分で塔のへつり(9:30〜11:00)→バスで大内宿(11:30〜14:00・ねぎそばランチ)→湯野上温泉で日帰り入浴(15:00〜)→帰路
1 Night 1日目:湯野上温泉駅→塔のへつり→大内宿(ねぎそばランチ)→温泉宿チェックイン・夕食。2日目:朝風呂→朝の大内宿散歩(観光客が来る前の静けさが格別)→近くの会津若松へ足を延ばして帰路
Travel Tips レンタカーが断然便利。 バスは本数が少なく、1〜2時間に1本のこともある。 湯野上温泉の宿は小規模な旅館が多く、土日は早めに埋まる。 1ヶ月前には予約を。 現金しか使えない店もあるので、準備しておいて損はない。

湯野上温泉への行き方

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Access Time
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Parking
塔のへつり 料金:無料(駐車場200円)
大内宿 入場料:無料(駐車場300円)
鉄道 会津若松駅へ
↓
移動 湯野上温泉駅へ

おすすめの宿はこちら

藤龍館

大川渓谷沿い全12室。全室に源泉かけ流しの湯を備える隠れ宿

🚐 新白河駅から無料送迎バスあり(1日1本・約1時間)

📍 湯野上温泉駅から徒歩約7分

湯野上温泉はレンタカーがおすすめ

現地で自由に動きたいならレンタカーが便利です


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