那覇から高速船で約50分。 フェリーの甲板に立つと、海の色が変わっていくのがわかる。 エメラルドから深いコバルトへ。 座間味島は、そういう島だ。 「本当にこんな海があるの?」。 来て、見て、やっと信じた。
那覇から高速船で約50分。甲板から見る海はエメラルドから深いコバルトへと色を変え、船を降りた瞬間に息を呑む。魚が泳ぐというより空中に浮いて見える透明度の海は、ここでしか出会えない。坂道を歩いた先に広がる古座間味ビーチ、集落に寄り添う穏やかな阿真ビーチ、そして1〜3月限定、繁殖海域ならではの近さで見るホエールウォッチング。高速船「クイーンざまみ」は1日2便で繁忙期は満席になるため2〜3週間前の予約を。拠点は座間味港で、那覇の泊港から船でアクセスする。島にコンビニはなく、島内の移動には車が必要だ。
座間味島のおすすめスポット
古座間味ビーチ|この青を見るまで、海を語るな
ビーチまでの坂道が、少しきつい。
汗をかきながら歩いて、木々の間を抜けた先。
息が止まった。
嘘みたいな透明度の海が広がっている。
足元まで丸見えで、1メートル先の砂粒まで見える。
水温は7月で28〜29℃くらい。
素足で入った瞬間、「あ、これが本物か」。
シュノーケルを借りて潜ると、魚がいる。
わざわざ水族館に行かなくていいやつが、普通に泳いでいる。
ビーチ内にシャワーとトイレがある。
シュノーケルセットのレンタルは1,000〜1,500円くらい。
売店もあるから飲み物の心配もない。
ただ、日差しが本当に強い。
日焼け止めは「塗りすぎかな」くらいで丁度いい。
午後2時ごろが一番混む印象だ。
早朝9時台に行くと、ほぼ貸切状態で静かに泳げる。
阿真ビーチ|静かすぎて、時間の感覚がなくなる
古座間味ビーチが「ザ・絶景」なら、阿真ビーチは「地元の海」という感じ。
港から近くて、波が穏やか。
家族連れや、ゆっくり滞在したい人が集まっている。
水深が浅いエリアが広いから、子どもでも安心して入れる。
ここで昼ごはんを食べながら、2時間くらい何もしない。
本を読もうと思って持っていったけど、結局一ページも開かない。
海を見ているだけで、時間が経った。
夕方16時ごろになると、人がほとんど引けてくる。
その時間帯の光が特別で、海面がオレンジ色に染まる。
写真を撮り続けてしまった。
キャンプ場が隣接していて、テントを張って泊まることもできる。
夜の海は真っ暗で、星が信じられないくらい出ている。
キャンプ利用は1人300〜500円程度。
事前に座間味村役場への確認が必要だ。
ホエールウォッチング|本物のザトウクジラが、3メートル先に出た
1〜3月限定の話だ。
座間味島の沖合は、ザトウクジラの繁殖海域になっている。
那覇でホエールウォッチングするより、距離が近い。
そう聞いて、2月に予約して行った。
ツアーは1人6,000〜8,000円。
船に乗って20〜30分も走ると、もうクジラを探し始める。
最初は遠くに「ブロー(潮吹き)」が見える。
双眼鏡で探していたら、突然、目の前で海面が盛り上がった。
テールスラップ——尾びれを海面に叩きつける行動——が、船のすぐ近くで起きた。
声が出ない。
ガイドさんに聞いたら「今日はかなり近かった」と言っている。
ラッキーだ。
ただ、遭遇率はほぼ100%に近いらしい。
それほどクジラが多い海域だ。
船酔いが心配なら、酔い止めを飲んでおくのが正解。
当日の朝に飲み忘れて、後半少し辛かった。
モデルコース
座間味島への行き方
📍 Googleマップで見る →現地の駐車場情報は公式サイトでご確認ください
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宿数が少ないため早めの予約を。
那覇を拠点に座間味島へ日帰り・宿泊の旅も便利です