水無海浜温泉の風景
北海道

水無海浜温泉

温泉自然街歩き

干潮の時間に合わせて、砂浜に温泉が湧き出る。 そんな場所が北海道にある。 函館から車で約2時間、南茅部の海岸線を走ると、 突然その光景が目に飛び込んでくる。 冬の日本海、灰色の空、波の音。 その中に、湯気を立てるいくつもの湯だまり。 「ここ、本当に無料なの?」と思わず声が出た。

Best Season 冬(12月〜2月)がおすすめ。 雪と湯気のコントラストは冬にしか見られない。 人も少なく、静かに湯につかれる。 夏は混雑するため、平日の早朝がねらい目。

水無海浜温泉のおすすめスポット

01

水無海浜温泉|波打ち際で、湯につかる非日常

潮が引いた砂浜に、自然と湯が湧く。

その温度は約40〜42℃。

ちょうどいい。

脱衣所は簡素なものが1棟あるだけ。

鍵はかからない。

荷物は自己管理だ。

入浴は無料。

ただし干潮の前後2時間が勝負。

満潮になると湯船ごと海に沈む。

時間を調べてから来ることが絶対条件だ。

冬に来たのは正直、冒険だ。

気温は−3℃。

でも、お湯の温度が体を温めてくれる。

湯から出た瞬間の寒さが、また湯の温かさを引き立てる。

目の前は津軽海峡。

天気が良ければ下北半島が見えるという。

その日は雪がちらついている。

それでも、よかった。

むしろ、それがよかった。

地元のおじさんが「冬が一番いいんだ」と言っていた意味が、入って5分でわかった。

■ 水無海浜温泉 住所:北海道函館市恵山岬町地先(旧南茅部町) 料金:無料 営業時間:干潮前後2時間のみ入浴可(時刻は日によって異なる) 駐車場:あり(無料) 脱衣所:あり(簡易型・男女別) ※冬期は積雪・凍結に注意
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02

恵山の冬景色|火山と海と、静けさだけがある

水無海浜温泉から車で10分ほど走ると、恵山が見えてくる。

活火山だ。

夏は登山客でにぎわうが、冬は静かだ。

ほとんど人がいない。

その静けさが、妙に心地よかった。

道路沿いから眺めるだけでも十分に迫力がある。

硫黄の匂いがかすかに漂う。

山肌から白い煙が立ち上る。

海と火山が隣り合っている風景は、

北海道でもここにしかない気がした。

温泉の後、体が温まったまま車を停めて外に出た。

冷たい潮風が顔に当たる。

山を見上げる。

なんでもない時間のはずなのに、

ずっと覚えていたい。

■ 恵山(えさん) 住所:北海道函館市恵山町 標高:618m(活火山) 冬期:山頂への登山道は閉鎖(12月〜4月頃) ※展望スペースからの眺望は冬でも楽しめる 入場料:無料
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03

道の駅なとわ・えさん|地元の人が普通に使う場所

温泉から車で5分ほど。

道の駅がある。

観光地っぽくない。

そこがいい。

地元の人がお茶を飲んでいる。

漁師風のおじさんが新聞を読んでいる。

そういう場所だ。

海産物の直売コーナーには、昆布がどっさり並ぶ。

このあたりは真昆布の産地だ。

100gで400円くらいのものが、スーパーより明らかにいいものだ。

食堂では「磯ラーメン」を食べた。

昆布だしが効いたスープ。

ホタテ、つぶ貝、わかめがのっている。

950円。

あっという間に食べ終えた。

温泉に入って、飯を食って、昆布を買う。

それだけでいい旅になる。

ここはそういう場所だ。

■ 道の駅なとわ・えさん 住所:北海道函館市日ノ浜町31-2 電話:0138-85-4010 営業時間:9:00〜17:00(冬期短縮あり) 定休日:不定休(冬期は要確認) 駐車場:あり(無料)
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モデルコース

Day Trip 函館駅(8:00発) → 車で約1時間50分 → 恵山の景色を眺める → 水無海浜温泉(干潮時間に合わせて入浴)→ 道の駅なとわ・えさんで昼食&昆布購入 → 函館へ帰路
1 Night 1日目:函館市内観光 → 夕方に南茅部へ移動・宿泊(民宿or旅館)。2日目:早朝の海岸線を散歩 → 干潮に合わせて水無海浜温泉 → 恵山ドライブ → 道の駅でランチ → 函館へ。温泉と昆布と火山、この3つを体で感じる旅。
Travel Tips 干潮の時間は事前にネットで必ず確認。 「潮汐表」で調べられる。 冬は路面凍結があるため、スタッドレスタイヤは必須。 着替えは多めに。 湯上がりに外に出ると体が一気に冷える。 タオルと防寒着をすぐ出せる状態にしておくこと。

水無海浜温泉への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約7時間56分
水戸から 約8時間41分
前橋から 約8時間56分
高崎から 約8時間56分
名古屋から 約9時間16分
備考 バス

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