北海道

さるふつ温泉

温泉自然街歩き

日本最北端の村、猿払。 そこに温泉がある。 オホーツク海の風が吹きつける荒涼とした原野の中に、 ぽつりと湯けむりが立ち上がる。 観光地らしい賑わいは何もない。 コンビニもない。 でも、それがいい。 冬は氷点下20度近くまで下がる。 その寒さの中で入る露天風呂の気持ちよさを、 一度知ったら忘れられない。

Best Season 冬(1〜2月)の流氷シーズンが圧倒的。 氷点下の露天風呂と白く染まる海岸は忘れられない。 夏(7月)はエゾカンゾウの群生が見事で、別の表情を楽しめる。

さるふつ温泉のおすすめスポット

01

さるふつ温泉ホテル|氷点下の夜、湯の中でオホーツクと向き合う

施設に入った瞬間、静かさに驚く。

ロビーに人がいない。

フロントの方が1人、笑顔で迎えてくれた。

露天風呂は夜がいい。

気温がマイナス15度を下回る冬の夜。

湯から出ると、髪がみるみる凍っていく。

それが妙に楽しくて、何度も出入りした。

泉質はナトリウム塩化物泉。

ぬめりのある湯で、上がったあとの保温効果が長い。

北海道の冬には理にかなった湯だ。

内湯の窓の外は真っ暗な草原。

晴れた夜は星が信じられないほど多い。

天の川がわかるレベルだ。

素泊まりは5,000円台から。

食事付きにすると、猿払産のホタテが出てくる。

これが異常にうまい。

あの甘さは、東京では出会えない味だ。

■ さるふつ温泉ホテル 住所:北海道宗谷郡猿払村浜猿払141-1 料金:日帰り入浴 大人500円/素泊まり5,500円〜 営業時間:日帰り入浴 11:00〜21:00 TEL:01635-2-2311
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02

猿払村の海岸線|何もない、が正解だ

温泉から車で5分、海に出た。

オホーツク海が、ただそこにあった。

1月から3月にかけて、流氷が来る。

その時期に訪れると、海岸が真っ白になる。

砂浜と流氷の境界線がなくなって、

どこまでが陸でどこからが海かわからなくなる。

風が強い。

とにかく強い。

立っているだけでコートが飛ばされそうになる。

それでも、その場所から離れたくない。

夏は別の顔を見せる。

サロベツ原野のエゾカンゾウが咲く7月、

オレンジ色の花が地平線まで続く。

それを目当てに来る人もいる。

どの季節も、人は少ない。

貸し切りに近い状態で、この景色を独り占めする。

それが猿払の本当の贅沢だ。

■ 猿払村海岸(浜猿払周辺) 住所:北海道宗谷郡猿払村浜猿払 料金:無料 流氷シーズン:1月下旬〜3月上旬(年により変動) アクセス:さるふつ温泉ホテルより車で約5分
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03

道の駅さるふつ公園|ホタテを食べずに帰れない理由

猿払村はホタテの生産量が日本一。

その事実を、この道の駅で体感する。

売店に並ぶホタテの大きさが、まず規格外だ。

掌より大きいものが当たり前に並んでいる。

浜値に近い価格で買えるのも本当で、

10枚入りパックが1,500円台だったりする。

レストランで食べたホタテバター定食が850円。

貝柱の厚みが3センチはある。

噛むたびに甘い汁が出てきた。

ソフトクリームもある。

ホタテソフトというものがあって、

半信半疑で食べたら、ほんのり磯の香りがした。

おいしいかどうかは微妙なところだが、

話のタネになる一本だ。

朝9時から開いているので、

温泉の朝風呂のあとに立ち寄るのがいい。

産直コーナーで買い物して、

発泡スチロールで自宅に送るのが猿払のルーティンになった。

■ 道の駅さるふつ公園 住所:北海道宗谷郡猿払村浜猿払437-1 料金:入場無料 営業時間:9:00〜18:00(季節により変動、冬期は短縮) 定休日:不定休(冬期は要確認) TEL:01635-2-2311
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モデルコース

Day Trip 10:00 道の駅でホタテ定食→11:30 海岸線ドライブ→13:00 さるふつ温泉で日帰り入浴→14:30 産直でホタテ購入→稚内へ帰路
1 Night 1日目:稚内から国道238号を北上→15:00 海岸線ドライブ・流氷観察→17:00 チェックイン→夕食でホタテ三昧→夜の露天風呂で星空観賞。2日目:朝風呂→9:00 道の駅で買い物→宗谷岬経由で稚内へ
Travel Tips レンタカー必須の場所。 公共交通機関ではアクセスがほぼ不可能。 冬は路面凍結が激しいので、スタッドレスタイヤ必須。 稚内から車で約1時間。 携帯の電波は場所によって入りにくい。 オフラインで地図を落としておくと安心。

さるふつ温泉への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約11時間55分
水戸から 約12時間40分
前橋から 約12時間55分
高崎から 約12時間55分
名古屋から 約13時間8分
備考 バス

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