天に続く道の風景
北海道

天に続く道

観光自然

Photo by Misei sen / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

自然と過ごすひとり旅向けカップル向け友達とゆっくり滞在

地平線まで、まっすぐ一本の道が続いている。 終わりが見えない。 でも、確かにそこにある。 北海道・斜里町のこの道を初めて見たとき、言葉が出ない。 全長約18km。 ただ真っすぐなだけの道が、なぜこれほど人を引き寄せるのか。 来てみて、初めてわかった。

オホーツク海を背景に、斜里町から小清水町へと伸びる全長18キロの直線路「天に続く道」は、地平線へ吸い込まれるように消えていく視覚的な驚異だ。秋には両脇の草地が黄金色に染まり、澄んだ大気の中に牧草と土の甘い香りが漂う。道の駅まくべつでは地元農家が丹精した野菜を手に取ることができ、中富良野町営ラベンダー園では夏、紫の波が風にゆれ蜜の香りが辺り一面に広がる。北海道らしいスケールの風景を、どこまでも続く一本の線が静かに象徴している。

Best Season
9月下旬〜10月上旬が最高だ。 道の両側が黄金色に変わり、空が高く青い。 夏(7〜8月)は緑が鮮やかで、夕陽の時間が長い。 冬は道路閉鎖の可能性があるため要確認。
Stay
・2泊以上

天に続く道のおすすめスポット

01
天に続く道|朝6時、誰もいない道に立った

天に続く道|朝6時、誰もいない道に立った

早朝に行くことを強くすすめる。

午前6時、展望台に着いたとき、車は1台もない。

静寂の中に、あの道があった。

全長18.6km。

国道334号線と244号線が重なるこの直線は、地図で見るとただの線だ。

でも実際に立つと、全然ちがう。

緩やかな丘の起伏が道を持ち上げて、空へ向かっているように見える。

晴れた日は、道の先が空に溶け込む。

だから「天に続く道」という名前がついた。

展望台は小高い丘の上にある。

階段を20段ほど上ると、視界が一気に開ける。

その瞬間が、本当にくる。

観光客が増える9時以降は、展望台に列ができることもある。

早起きして来た甲斐があった、と心から思った。

秋には、道の両側に白樺と黄金色の畑が広がる。

その季節に来られたのは、運がよかったと思っている。

■ 天に続く道(展望台) 住所:北海道斜里郡斜里町峰浜(展望台付近) 料金:無料 駐車場:あり(無料) 展望台:24時間開放 ※冬期は積雪により道路閉鎖の場合あり
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02

道の駅 うとろ・シリエトク|腹が減ったら、ここに来る

天に続く道から車で約40分。

知床半島の入口、ウトロ地区にある道の駅だ。

観光の拠点として使い勝手がいい。

トイレ・食事・お土産、全部ここで済む。

ここで食べたのは、鮭いくら丼。

価格は1,800円前後。

北海道の相場としては、むしろ安い方だ。

朝9時の開店直後に入ったら、まだ静かだ。

11時を過ぎると観光バスが来て、食堂に列ができ始めた。

早めの行動が正解だ。

施設内には知床の自然に関する展示コーナーもある。

ヒグマの出没情報がリアルタイムで掲示されていて、妙にリアルだ。

ウトロ周辺を歩くなら、熊鈴は本気で必要だ。

売店でも売っているので、持っていない人はここで買うといい。

知床五湖や知床岬と組み合わせると、1日じゃ足りない。

それでも、まずここに寄ることをすすめる。

■ 道の駅 うとろ・シリエトク 住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ西186-10 営業時間:9:00〜18:00(季節により変動) 定休日:なし(冬期は短縮営業) 駐車場:あり(無料)
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03

夕陽の展望台(第一展望台)|18時、道が燃えた

もう一度、夕方に戻ってきた。

同じ道なのに、全然ちがった。

18時ごろ、西日が道に差し込む。

道路のアスファルトが橙色に染まって、空に向かって伸びていく。

朝は静かな感動だったのに、夕方は胸が痛くなるような景色だ。

どちらがいいとは言えない。

どちらも本物だ。

夕方の展望台には、三脚を立てたカメラマンが5〜6人いた。

皆、無言で西の空を見ている。

日没の時間は季節で大きく変わる。

夏は20時近くまで明るい。

秋分を過ぎると、17時台にはもう沈む。

事前に日没時刻を調べてから動いた方がいい。

三脚がなくても、スマホで十分きれいに撮れた。

手すりに乗せると安定する。

この景色を見るためだけに、北海道まで来てよかった。

本気でそう思った。

帰りの車の中、しばらく誰とも話せない。

■ 天に続く道・展望台(第一展望台) 住所:北海道斜里郡斜里町峰浜地区 料金:無料 駐車場:あり(無料・10台程度) ※夕方は混雑する場合あり。早めの到着を推奨
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モデルコース

Day Trip 6:00 天に続く道(早朝)→ 8:30 網走・小清水方面ドライブ → 11:00 道の駅うとろ(昼食)→ 14:00 知床五湖 → 17:30 天に続く道(夕陽)
1 Night 【1日目】6:00 天に続く道(朝)→ 知床半島ドライブ → 道の駅うとろで昼食 → 知床五湖散策 → 17:30 天に続く道(夕陽)→ ウトロ泊 【2日目】知床岬クルーズ(約3時間・大人3,300円〜)→ 帰路
Travel Tips レンタカー必須のエリアだ。 網走駅か女満別空港が起点になる。 展望台の駐車スペースは少ない。 夏の昼間は満車になることもある。 早朝か夕方、どちらかで必ず来ること。 熊鈴と防寒具は忘れずに。

天に続く道への行き方

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Access Time
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🚃 富山から
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🚃 新宮から
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🚃 田辺から
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🚃 白浜から
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🚃 徳島から
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備考 バス

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