日光湯元温泉の風景
栃木県

日光湯元温泉

温泉自然街歩き

標高1,470メートル。 そこにお湯が湧いている。 関東でこれほど高い場所にある温泉地は、ほぼない。 冬になると雪が積もり、湯煙が白い空に溶けていく。 その光景を一度見たら、また来たくなる。 日光の奥にある湯元温泉は、そういう場所だ。

Best Season 冬(12〜2月)の雪景色と湯煙の組み合わせが圧倒的。 紅葉の10月も美しい。 ゴールデンウィークは混雑するが新緑も見事。 夏は涼しく過ごしやすい。

日光湯元温泉のおすすめスポット

01

湯元温泉源泉地|雪の中に、ぐつぐつと

温泉街の外れに、源泉が湧き出ている場所がある。

柵で囲まれた小さなエリアに、いくつもの穴。

そこからもくもくと湯煙が上がっている。

近づくと硫黄のにおいが鼻をつく。

温度は約75度。

触れたら火傷する。

でも冬の凍えた空気の中で、ただそこに立って眺めているだけで、不思議と体が温かくなってくる。

観光客がほとんどいない朝7時に行った。

雪が積もった源泉地に、湯煙だけが揺れている。

あの静けさは、ほかでは体験できない。

ロープウェイも、ガイドも、何もいらない。

無料で見られる光景が、旅のいちばんの記憶になった。

■ 湯元温泉源泉地 住所:栃木県日光市湯元 料金:無料 見学時間:終日 アクセス:湯元温泉バス停から徒歩5分
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02

温泉寺|お湯に入れるお寺という、ありがたさ

お寺でお湯に入れる。

その一文だけで、行く理由になった。

日光山輪王寺の別院である温泉寺は、境内に浴室がある。

拝観料500円を払うと、源泉かけ流しの湯に浸かれる。

浴室は小さい。

脱衣所もせまい。

シャンプーもない。

でも硫黄の白濁湯が、静かにかけ流されている。

4月下旬から11月下旬のみ営業しているので、冬には入れない。

それを知らずに1月に訪れて、門の前で立ち尽くした。

翌年の秋に再訪した。

そのときは平日の午前中に行って、貸し切り状態だ。

お堂の前でお参りしてから入るお湯は、なんとなく効きそうな気がした。

気のせいだけど、そういう気分込みで旅だ。

■ 温泉寺(日光山輪王寺別院) 住所:栃木県日光市湯元2559 料金:入浴500円 営業期間:4月下旬〜11月下旬 営業時間:10:00〜16:00(最終受付15:30) 定休日:期間中無休
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03

湯ノ湖|冬、凍った湖のそばにいる時間

温泉街のすぐ隣に、湖がある。

湯ノ湖。

標高1,478メートル。

真冬になると湖面が凍る。

1月に行ったとき、岸近くがうっすら白くなっている。

その向こうに、雪をかぶった山が並んでいた。

湖畔を一周歩いても40分ほど。

トレッキングシューズがあれば、冬でも歩ける。

ただし雪と氷で滑るので、軽アイゼンがあると安心だ。

湖の西側には釣り人が何人かいた。

冬季は一部エリアで穴釣りができるらしい。

声をかけたら「今日はぜんぜん釣れない」と笑っている。

カフェも売店もない。

ベンチがあるだけの湖畔で、ぼんやり水面を見ている。

そういう時間が、旅には必要だ。

■ 湯ノ湖 住所:栃木県日光市湯元 料金:無料 散策:終日可能 アクセス:湯元温泉バス停から徒歩すぐ 冬季の釣り:遊漁券600円〜(要確認)
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モデルコース

Day Trip 湯ノ湖散策(40分)→源泉地見学(20分)→日帰り入浴(各旅館で1,000〜1,500円)→温泉街をぶらり。東武日光駅から路線バスで約1時間20分。
1 Night 1日目:源泉地・湯ノ湖散策→チェックイン→温泉三昧。2日目:早朝に源泉地(湯煙が一番きれい)→温泉寺参拝(秋季のみ入浴可)→戦場ヶ原ハイキングを経て帰路。1泊2食付き15,000円〜の宿が多い。
Travel Tips 湯元温泉へは東武日光駅か日光駅からバスで約1時間20分。 終バスが早い(17時台)ので要注意。 冬は道路が凍結する。 レンタカーの場合はスタッドレスタイヤ必須。 宿は10軒ほどしかないので、週末は早めの予約を。

日光湯元温泉への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間17分
水戸から 約3時間2分
前橋から 約3時間17分
高崎から 約3時間17分
甲府から 約3時間47分
備考 バス

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