常磐神社の風景
茨城県

常磐神社

観光自然

水戸の偕楽園のすぐそば。 梅の香りがまだ空気に残る道を歩いて、鳥居をくぐった。 静かだ。 観光地のざわつきとは、明らかに違う静けさ。 水戸藩の二人の名君を祀るこの場所は、歴史の重さをちゃんと持っている。 来てよかった、と思ったのは、境内に入って数十秒後のことだ。

Best Season 2月下旬〜3月上旬の梅の季節が圧倒的におすすめ。 次点は11月の紅葉期。 夏は蒸し暑く、木陰が少ない境内はきつい。

常磐神社のおすすめスポット

01

常磐神社|鳥居をくぐった瞬間、空気が変わった

偕楽園の東門から歩いて5分もかからない。

なのに、境内に入ると観光客の声がふっと遠くなる。

祀られているのは水戸藩の2代藩主・徳川光圀と、9代藩主・徳川斉昭。

「水戸黄門」と「偕楽園をつくった人」と言えば、ピンとくる人も多いはず。

拝殿は朱塗りで、思ったより鮮やかだ。

曇りの日だったのに、赤がくっきり見える。

参拝客はほとんどいない。

静かに手を合わせて、しばらくその場に立っている。

急かされる感じが、まるでない。

境内の木々が古くて大きい。

根元を見ると、年季の入り方がわかる。

何百年、この場所にいるんだろう。

観光で来るというより、会いに来る感覚に近い場所だ。

■ 常磐神社 住所:茨城県水戸市常磐町1-3-1 拝観料:無料 参拝時間:自由(社務所は9:00〜17:00) アクセス:JR水戸駅からバス約15分「偕楽園」下車、徒歩5分
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02

義烈館|知らなかった水戸藩の話が、ここにあった

境内に小さな宝物館がある。

名前は「義烈館」。

入館料は大人300円。

正直、あまり期待していない。

でも入ってみたら、これが面白い。

徳川光圀ゆかりの刀や、斉昭が実際に使っていた品々が並んでいる。

解説パネルが丁寧で、読んでいると時間を忘れる。

光圀が大日本史の編纂を始めたのは、28歳のとき。

それを完成させたのは、光圀が亡くなってから200年以上後の話だという。

スケールが違いすぎて、少し笑えた。

斉昭については、幕末の動乱との関係もわかる。

教科書で名前だけ見ていた人物が、急に立体的に見えてくる。

30〜40分は余裕でいられる。

水戸を理解するなら、ここは外せない。

■ 義烈館(常磐神社宝物館) 住所:茨城県水戸市常磐町1-3-1(常磐神社境内) 入館料:大人300円、小中学生150円 開館時間:9:00〜16:30(最終入館16:00) 休館日:月曜(祝日の場合は翌日)
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03

偕楽園との一体散策|梅の季節は、別世界になる

常磐神社と偕楽園は、徒歩5分の距離にある。

セットで歩くのが、絶対におすすめ。

偕楽園には約3,000本の梅がある。

2月下旬から3月上旬が見頃で、この時期は「水戸の梅まつり」が開かれる。

行ったのは3月の頭だ。

白梅と紅梅が混在していて、風が吹くたびに香りが来る。

東京から特急で1時間ちょっと。

その移動時間が、まったく惜しくない。

梅まつりの時期は人が多い。

平日の午前中が、比較的ゆっくり見られる。

常磐神社に先に参拝してから偕楽園を歩くと、気持ちの流れが自然だ。

神社の静けさから、庭園の開放感へ。

その落差が、ちょうどいい。

偕楽園の入園料は300円(梅まつり期間中は有料)。

2時間あれば、両方じっくり楽しめる。

■ 偕楽園 住所:茨城県水戸市常磐町1-3-3 入園料:大人300円(梅まつり期間中)、通常時は一部エリア無料 開園時間:6:00〜19:00(季節により変動) アクセス:常磐神社から徒歩5分
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モデルコース

Day Trip 水戸駅10:00出発→偕楽園散策(11:00)→常磐神社参拝(12:30)→義烈館(13:00)→水戸駅周辺でランチ→納豆購入して帰路(15:30)
1 Night 1日目:水戸駅→偕楽園→常磐神社→義烈館→水戸市内泊。2日目:弘道館(水戸藩の藩校)→水戸芸術館→昼食後帰路。水戸の歴史を2日でぐるりと体感できるコース。
Travel Tips 梅まつり期間(2月中旬〜3月下旬)は駐車場が混雑する。 電車とバスの移動が正解。 水戸駅のコインロッカーに荷物を預けると身軽に歩ける。 義烈館は現金のみ。小銭を用意しておくと安心。

常磐神社への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約1時間59分
水戸から 約2時間44分
前橋から 約2時間59分
高崎から 約2時間59分
甲府から 約3時間29分
備考 バス

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